背景
ー自動化・DXが目的になっていませんか?ー
昨今はDXという言葉があちこちで飛び交っています。そもそもDXとは、「自動化等、デジタル技術の導入により”ビジネスモデルを変革し、ビジネス上の優位性を確立すること”」を指しており、一部業務のデジタル化や業務効率の改善に留まらないものです。一方で、
- 中小企業でそんな大掛かりなことはできない。
- デジタル技術の知識も人材も不足しており、何から始めべきか分からない。
と考えてしまう人も多いでしょう。また、過去に自動機を導入したが量産現場の実態に合わず、大きな投資にもかかわらず自動化設備が使われないままに工場の片隅でホコリをかぶっている等ということが起きていないでしょうか?
自動化・DXを「手段」として、本来の「目的」を実現するためのご支援をさせていただきます。
FAシステム・インテグレーションサービスの進め方
ー大きな絵を描いて小さいところから始めましょうー
世の中には様々な技術が開発されている一方で、それらの情報が膨大で細分化・専門化しているため、自社が抱える問題の解決のためにはどの技術やアプローチを選択したら良いのか分からないということが多々あります。
失敗しない自動化のポイントは、生産プロセス全体を俯瞰的に見つめ直すところから始めることです。個別最適やPoC倒れとはサヨナラです。工場全体、さらには会社全体における制約条件(ボトルネック)となっているのは何かを的確にとらえ、その解決手段として「どこに」「どのような」自動化の余地があるのかを丁寧に探索することが重要です。
- 生産プロセスの自動化を検討する際のポイント
- 人が得意なことは人で、機械が得意なことは機械で
- 自動化導入のポイントは、①単純作業、②長時間労働、③高速作業、④3K作業、を抽出すること
- 多くのITベンダーや機械メーカーは、個別の技術やソリューションを提供しているが、お客様の抱える本質的な課題解決には必ずしも貢献できていない
具体的な進め方
- 「自動機導入の構想策定支援から装置納入後の量産適用開始まで」をカバー範囲とすることで自動化導入プロジェクト全体に対する一貫したマネージメントを推進します。
- 弊社内では設計や開発などのエンジニアリング専門機能を持ち、製造・組立・据付などの現場作業の多くは外部のパートナー企業との協業体制で進めています。
- 工場を持たず、ファブレス(自社で製造工場を持たない)とすることで、プロジェクトに最適な協業先を選定しつつ、柔軟性の高い提案型の構想が可能となります。生産プロセス全体の最適化につながる個々の問題解決を行うことでお客様の抱える経営課題の解決をご支援させていただきます。