目視外観検査からの脱却
IoT対応AI外観検査システム“FALCON”とは?
IoT対応AI外観検査システム“FALCON”は、人が目視で判定している製品の外観異常を画像処理技術により識別・判定するシステムです。高精細な検査、タクトタイム対応、過検出の抑制など、お客様のニーズをくみ取り、弊社で撮像環境の構築から検査条件の設定、さらには生産ライン内での自動化対応までワンストップでご提案致します。
目視外観検査における課題と効果
目視での現状課題
- 検査員のスキル・体調による検査精度のバラツキ
- 検査結果の手書き処理による誤記・誤入力
“FALCON”でのAI外観検査
- 設定した閾値等で常に正確に判定
- 判定結果の入力レス・自動保存
IoT対応AI外観検査システム“FALCON”の特徴
IoT対応AI外観検査システムの導入を検討する際の検討ステップを以下に示します。
また、それぞれのステップにおいてツマズキやすいポイントに対して弊社の対策は以下の通りです。
1.視える撮像環境の提供
カメラ、レンズ、照明の組み合わせが多すぎて最適な構成がわからない
これまでの検査データをデータベース化することにより、形状、表面状態、異常内容に応じた最適な撮像環境を構築
2.ルールベース、AIの併用検査アルゴリズム
ルールベース、AIのいずれかで検査(検査メーカーに依存)
AI外観検査ソフトウェア “Robotic Inspector AI Int.を内包
ルールベース、AIの併用により 異常内容にあわせて最適検査
3.簡単な“FALCON”でのAI検査設定
<学習用画像の取得>
数百枚の画像が必要
最低10枚程度で検査が可能
<アノテーション(不良箇所の指定)>
1枚当たり数十秒かかる場合が大半
1枚当たり数秒で可能
<学習>
半日から1日
最短10分で完了
<検査精度チェック>
実際の検査対象を検査機で流して確認が必要
事前に取得した検査対象の画像を使った一括検証が可能
4.ワンストップでの自動システムのお手伝い
検査機メーカー/設備メーカーに個別相談が必要
ワンストップで一貫してサポート
5.導入後の自社運用
品種切替などによる検査条件の再調整は、検査機メーカーに依頼が必要
順を追って入力すれば検査条件の調整が可能な使いやすい検査ソフトウェアにより自社でも調整が可能 ※弊社導入研修含む運用支援も選択可
IoT対応AI外観検査システム“FALCON”の性能
異常を撮影する | カメラ:エリアセンサとラインスキャンカメラ(オプション)から選択が可能 照明:各種照明から選択が可能 撮像条件はデータベースから選択が可能 |
異常を学習する | ルールベースとAIから選択が可能 AIは教師有り学習により精度向上と学習短縮の両立が可能 |
製品を検査する | 製造ラインを考慮した自動機と組み合わせた検査装置を提供可能 タクトタイムに応じた検査装置の拡張が可能 |
適用アルゴリズム | 教師有りAI、ルールベース |
検査結果を出力する | JPEG、CSV、結果解析ソフトを選択可能 |
最低学習時間 | 10分 |
データ保存内容 | JPEG、CSV |
IoT対応AI外観検査システム“FALCON”の活用によるメリット
デジタル化で検査/作業品質の向上
■ “FALCON”による統一した検査基準により・・・
- 不良品の外部流出の防止
- 人による検査バラツキの削減
- 同一人物における検査バラツキの削減
省人化
■ 検査者の目視検査からの開放により・・・
- 検査業務の省人化を実現
- 検査者の教育や採用が不要
デジタルデータ取得による改ざん防止
■ 検査結果のデジタルデータ管理により・・・
- 検査データのトレーサビリティを実現
- 不良データを分析することで、不良発生原因の追求とカイゼンへ
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